事務所を東京へ移転する方へ

東京移転という大きな転機

東京といえば、いわずともしれたビジネスの中心地。
そこに事務所移転となれば、企業にとっては、とても大きな転機です。
おそらく、賃料は旧・事務所よりも値上がりするでしょう。
それだけ効率良い経営が今まで以上に求められるはずです。
賃料だけの問題ではありません。
東京という地でのビジネスは、競争も激しく、あらゆる面でサービスの質の向上も求められます。
そこで、改めて、
「なぜ東京に事務所を移転するのか」
企業理念とともに移転目的を明確にしておきましょう。

移転は、ヒトとモノを移すだけではない

事務所を東京に移転する理由はいろいろあると思いますが例えば、複数の拠点を東京にまとめるというケースを考えてみましょう。
何故、複数の拠点を一箇所にするのか。
―組織編成を合理化して生産性を向上させる、統合による事務所賃料の圧縮を図る、
東京を拠点に海外ビジネスにつなげるなどが目的ならば
新・東京事務所では、
「組織運営が格段に効率的になり創造的なビジネスが展開され、オフィス・コストも圧縮でき、海外進出を果す」
これらすべてが実現されなくてはなりません。
そうならないと、移転は成功だったとは言えないのです。
事務所移転は、あくまでも企業経営の手段にすぎず、それ自体が目的ではないのですから。
そう考えると、事務所の移転は、
単に人とモノを移すだけでないことはおわかりになると思います。

場所が変われば事務所の規定も変わる

オフィスの移転は、膨大な作業とコスト、そしてリスクを伴います。
コストについては、目に見える移転費用だけでなく、移転に関わることで生ずる業務への支障などの目に見えないコストも生じます。
また、東京というもっともヒトやモノが多い地域ですから、従業員の負担を考慮した勤務時間、福利厚生を改めて作らなくてはいけない場合も出てくるでしょう。
東京移転はそれほど、企業にとっての大きな転機なのです。